皮膚用語辞典 · 検査と治療
真菌検査
併用される言葉 · KOH検査 · カビ検査
真菌検査は、角質を削って顕微鏡で観察したり、必要に応じて培養したりして、カビ(真菌)への感染を確認する検査です。
真菌検査について、まず3つの点を確認してください
- 真菌検査は、角質・毛・爪の検体からカビ(真菌)感染の可能性を確認し、湿疹や乾癬などと区別するために行われます。
- 検査の種類や採取部位、以前に使用した抗真菌薬によって、結果の解釈が異なる場合があります。
- 写真や円形の見た目だけで白癬(はくせん)と断定し、強い外用薬を独断で混ぜて塗ることはしないでください。
真菌検査とはどのような意味ですか?
角質や爪の一部を採取し、白癬などの真菌感染の有無を確認する検査です。角質を削って顕微鏡で観察したり、必要に応じて培養してカビ感染を確認したりします。
似た言葉と何が違うのですか?
見た目だけで白癬と湿疹・乾癬を区別することが難しい場合に役立ちます。
皮膚の診療においてなぜ重要ですか?
手足・頭皮・皮膚の重なり部分(接合部)の角質性病変において、治療方針を決定するための検査です。
自分の症状から、何を確認すればよいですか?
検査前に使用した抗真菌薬や塗り薬について、医療スタッフに伝えてください。
検体をどこからどのように採取したか確認します
皮膚病変の縁の角質、変色した爪の一部、毛など、疑わしい部位によって採取方法が異なります。顕微鏡検査や培養検査など、どのような検査を行い、いつ結果が出たかを記録し、検査前に使用した抗真菌薬・ステロイド・民間療法について伝えてください。
一度の陰性結果だけで、すべての真菌感染を否定するわけではありません
検体の量や採取部位、以前の治療内容によっては、感染していても確認が難しい場合があります。病変の形状や分布、家族やペットに同様の症状があるか、治療への反応などを総合的に判断し、再検査や別の診断が必要かどうかを決定します。
よくある質問
真菌検査についてよくある質問
円形に広がっている場合、検査なしで水虫薬を塗ってもいいですか?
湿疹や他の皮膚疾患も似たように見えることがあります。広範囲に広がったり、繰り返したり、従来の治療に反応がない場合は、診察と必要な検査を通じて原因を確認してください。
真菌検査が陰性なら、白癬ではないということですか?
一度の結果だけで常に否定できるとは限りません。採取部位や使用した薬、臨床所見を合わせて解釈し、必要であれば再検査や他の検査を検討します。
関連疾患と診療案内
この用語が使われている案内を確認する
根拠および更新情報
以下の資料の定義と安全基準を参考にしています。
- NCBI Clinical Methods 皮膚病変の観察原則病変の形状・配列・分布を記述する臨床用語を確認しました。