皮膚用語辞典 ・ 皮膚に見られる形状
痂皮(かひ)
併用される言葉 ・ かさぶた ・ 黄色いかさぶた
痂皮とは、皮膚表面に乾燥して固まったかさぶたを指します。色や厚さよりも、何が固まったのか、痛み・熱・広がりがあるかを合わせて確認します。
韓医師 最然承(チェ・ヨンスン)監修 · 最終更新 2026-08-25
「痂皮(かひ)」とはどういう意味ですか?
浸出液、血液、膿などが皮膚の表面で乾燥して固まったかさぶたのことです。痂皮は皮膚表面に固着したかさぶたを指します。色や厚さよりも、何が固まったのか、また痛み・熱感・広がりがあるかを合わせて確認します。
似た言葉と何が違うのですか?
「鱗屑(りんせつ)」は乾燥した角質が剥がれ落ちることであり、「痂皮」は液体成分が乾燥して固まった変化です。
皮膚の診療においてなぜ重要ですか?
湿疹の浸出液が出た後に生じることもあり、感染の手がかりになることもあります。
自分の症状から、何を確認すればよいですか?
無理に剥がさず、黄色い痂皮が広がったり、痛みや熱感がある場合は早めに受診してください。
関連疾患と診療案内
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疾患案内アトピー性皮膚炎アトピー性皮膚炎は、一つの血液検査やアレルギー検査だけで確定診断されるものではありません。皮膚科にて、乾燥・痒み・発疹の形状と分布を確認し、発症時期、症状の変動、睡眠への影響、過去の治療反応、および石鹸・洗剤・香料製品・煙などの刺激への曝露について伺う過程が中心となります。ご本人とご家族のアトピー性皮膚炎・喘息・花粉症などの既往歴も併せて確認します。皮膚診察と問診だけで十分な場合が多く、他の発疹原因を除外する必要がある場合に血液検査や皮膚生検を選択します。検査結果一つよりも、症状・分布・経過を総合的に解釈します。疾患案内湿疹湿疹の共通症状は、乾燥して強いかゆみを伴う皮膚と発疹です。顔、肘の内側、膝の裏、手足などに現れることがあり、肌の色によって赤く、あるいは茶色・紫・灰色に見えたり、粗い突起が目立ったりします。掻けば掻くほど腫れてかゆみが強くなり、掻き傷、鱗屑(りんせつ)、ひび割れ、水疱・浸出液・かさぶたが生じることがあります。長期間掻き続けると皮膚が厚くなり、ひび割れます。普段と異なり、痛み・熱感・黄色いかさぶたが生じたり、集簇性の水疱とともに発熱・倦怠感が伴う場合は、感染症または疱疹性湿疹の可能性を速やかに評価します。疾患案内毛嚢炎毛嚢炎は、毛穴を中心に突然できた小さな赤いニキビや、膿を持った膿疱が群れて現れるのが代表的です。皮膚の変化がある周囲が赤く、かゆみや火照りがあり、押すと痛むことがあります。また、膿疱が破れた後にかさぶたができることもあります。浅い毛嚢炎は小さな丘疹・膿疱に留まりますが、深くなると大きく硬くて痛い腫れ物(腫瘤)や、複数の腫れ物がつながった状態に見え、瘢痕(跡)や脱毛のリスクが高まります。赤みや痛みが急に広がったり、発熱・悪寒・身体痛が伴う場合は、広がる感染症であるかを迅速に評価します。診察ガイド浸出液・膿・痛み・熱が同時にある場合急速に広がる赤み、触れるのが困難な痛み、膿や黄色いかさぶた、発熱、目や口の周囲のひどい腫れがある場合は、まず感染症治療や救急評価へと繋げます。呼吸が困難な場合や、唇・舌が腫れる場合は、直ちに救急要請を行ってください。急を要する問題が解決した後、残った痒みや繰り返す経過について、韓方治療で引き続き対応します。
根拠および更新情報
以下の資料の定義と安全基準を参考にしています。
- NCBI Clinical Methods 皮膚病変の観察原則病変の形状・配列・分布を記述する臨床用語を確認しました。